【浅口郡里庄町】戸建部分リノベーション事例|家族が集まる心地よいLDK空間

工事概要

地域:浅口郡里庄町
建物:戸建
構造:木造(積水ハウス)
築年数:33年
施工費:6,930,000円
施工面積:㎡
施工期間:約2ヶ月
家族構成:お母様、娘様

背景

水まわりが古くなってきたのでリフォーム仲介サイトに登録した。

お客様からのご要望

  • 補助金「住宅省エネ2024」を使いたい
  • 水まわり(キッチン・浴室・洗面台)の設備交換をしたい
  • キッチンまわりの壁を撤去して対面式のLDKにしたい
  • 近隣に住む娘様たちのご家族が集まることのできるLDKにしたい
  • 寒いので窓の交換をしたい

使用商材

箇所商品名
キッチンクリナップ ステディア I型 W2400
浴室LIXIL リデア Mタイプ 1318サイズ
洗面台LIXIL ピアラ
床材Panasonic ベリティスフロアーS eタイプ
断熱材デュポン・スタイロ スタイロホーム
照明ODELIC ダウンライト
クロスサンゲツ SPクロス
サンゲツ ReSERVE
壁パネル大建工業 グラビオUB
YKK AP ガラス交換 複層 Low-E ガス入り
玄関LIXIL リシェント M27型

創拓からのご提案と施工のポイント

お客様の生活に配慮した、住みながらのリノベーション計画
お客様は、生活を続けながらのリノベーションをご希望されていました。そこで私たちは、お客様の負担を最小限に抑えるため、まず浴室・脱衣場から工事を行い、キッチンでの水場を使用可能な状態を確保。次にLDKのリノベーションに着手することで、お客様が安心して日常を送れるよう最大限の配慮を行いました。

「抜けない柱」を空間のアクセントに
リノベーションにおいては、構造上撤去できない柱や壁など、既存の制約が生じる場合があります。今回もLDKに撤去できない柱がありましたが、これを単なる「残るもの」としてではなく、空間デザインの一部として積極的に活用することをご提案しました。飾り棚を設けたり、素材や色合いで意匠性を高めたりすることで、LDKの単調さを解消し、かえって空間に奥行きと個性をもたらす「飾り柱」として生まれ変わらせました。これにより、既存の制約が御社のデザイン力によって新たな魅力へと昇華しました。

見た目と安全性を両立!「床のレベル調整」で快適なLDK空間へ
既存のLDKには、床に約8cmもの差(レベル差)があるという大きな課題がありました。私たちは、この高低差を測定し、フローリングの全面張り替えと同時に床のレベル調整を行うことで、LDK全体をフラットで安全、そして美しい空間へと生まれ変わらせました。デザイン性と安全性を両立した、心地よいLDKを実現しました。

工事風景

全体的な工事の流れ

スクロールできます
まずは浴室・洗面脱衣場から着手
浴室の設備工事
浴室・洗面脱衣場の工事が完了
次はLDKを着手
間仕切り壁と床を解体します。
キッチンの造作壁とフローリング張りが完了
クロスを貼っていきます
キッチン組立を終え、電気や水道工事が完了

施工風景ピックアップ

リノベーションにおいては、建物の構造上、解体してみるまで分からない「想定外」の事態が生じることもあります。今回、リビングと和室を一体化する大空間LDKへの間取り変更を進める中で、懸念していた構造上の「既存柱」が壁の中から姿を現しました。この柱は、耐震性など建物の安全性に関わるため、残念ながら撤去することはできません。

柱から壁に向かって、床が傾いている状態でした。
床をやり直すついでに、リビングの床に設置されていたガス栓を塞ぎました。

廊下からリビングへの入口が2つあるので、赤点線の入口は潰すことにしました。
この面の壁には補強用のコンパネを仕込み、壁掛けテレビを取り付けることができるようにしました。

Before & After

構造上の柱を、空間デザインのアクセントへ

構造上、撤去できない2本の柱。1本は給湯リモコンや照明スイッチを収める機能的な造作壁として活用。もう1本はキッチンのパネルと同材で美しく飾り柱に。この柱に沿って、ダイニングテーブルを置くことにしました。

孤立型から、家族と繋がる対面キッチンへ

お客様の「家族との繋がりを感じながら料理したい」というご要望を叶えるため、I型キッチンと造作壁を組み合わせた、開放的な対面キッチンへと刷新しました。採用したのは、その機能性とステンレス構造の美しさで人気の「ステディア」。
特に思い出深いのは扉カラー選びの際のエピソードです。近隣にお住まいの娘様宅とお揃いのロッシュチャコールをお選びになり、やはり親子で好みが同じなのだと大変温かい気持ちになりました。 LDK全体のモダンな雰囲気に調和しながらも、ご家族の温かい絆を感じさせる、美しく機能的なキッチンが実現しました。

上質なブラックデザインのプライベートスパ

浴室は黒い人造大理石浴槽とシックなダークトーンの壁パネルで統一しました。この選択により、空間全体が落ち着いた上質な雰囲気に包まれ、まるでプライベートスパのような贅沢なバスタイムを演出します。
また浴室にあった窓は塞ぎ、断熱性もさらに向上しました。
デザイン性と機能性、そしてお客様の安全性を追求した、心身ともに癒される上質な空間が実現しました。

好みのクロスでリフレッシュ空間

天井はジプトーンと呼ばれす独特の模様が特徴の化粧石膏ボードでした。この上からクロスを貼ることはできないので、下地を張った上で明るいクロスで仕上げました。また、以前設置されていた暖房機は撤去しましたが、代わりに窓ガラスを遮熱・断熱効果の高い「ペアガラス」に交換。これにより、外部からの冷気をしっかりとシャットアウトし、暖房機がなくても冬場の冷え込みを大幅に軽減、夏は涼しく、一年を通して快適な室温を保てるようになりました。

快適な住まいの「顔」へ刷新

住まいの顔となる玄関は、デザイン性と機能性を大幅に向上させるLIXILの「リシェント M27型」へ交換しました。高い断熱性能を備えた仕様となっており、外部からの冷気や熱気の侵入をしっかりと遮断します。
新たな住まいの顔として、お客様を心地よく迎え入れ、機能的でありながらも洗練されたエントランスへと生まれ変わりました。

お客様より

リフォームを計画したものの、お願いする業者の選定に悩んでおりました。
まずは客側のニーズをしっかり聞いてくださった事。
何度も何度も同じことを聞いたり・・・。それでも対応して下さいました。
仕事の関係で遅い時間にわざわざ連絡して下さった事に感謝です。
各パーツで業者さんの仕上がりの確認にも足を運んで下さいました。
信頼してお願いし、納得の行くリフォームができました。
西尾さんにも感謝しております。素人はなかなか選ぶことが出来ません。
プロの目、経験から提案して下さったのはとても助かりました。
西尾さんと舞ちゃんとのこ゚縁、今後とも大切にさせて下さい。
本当に心から感謝しております。
ありがとうございました。
末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

担当したスタッフより

営業担当 高原 舞

この度のリノベーションは、本当にお客様との素敵な出会いから始まりました。施主様には、初めてお電話でお話しした時から、そしてお伺いするたびに、いつも温かく迎えていただき、私たちスタッフ一同、心から感謝しています。

工事中も、お母様がいつもにこやかにお話ししてくださり、時にはご趣味の裁縫のお話を聞かせていただいたりと、休憩時間も楽しく過ごさせていただきました。

特に印象的だったのは、ご家族皆様でショールームに足を運んでくださったり、打ち合わせに一緒に参加してくださったりしたことです。ご家族みんなで「もっと良いお家にするぞ!」という気持ちが伝わってきて、それが私たちにとって最高のモチベーションになりました。

住みながらの工事だったので、ご不便をおかけすることもあったかと思いますが、ご近所の娘様ご家族にも温かくご協力いただき、本当に助けられました。ご家族皆様の温かい絆が、新しくなったこのお家を一層素敵にしているように感じます。

このお家で、これからもご家族の皆さんがたくさんの笑顔で過ごされることを、心より願っています!